今回は、初めてタコ釣りに行ってきました。またしてもビギナーズラックで、ゲット。今回のタコ釣りを一言で表現すると、「釣りの醍醐味より、お味の勝利」です。
新鮮なタコのお味
- 生タコのお刺身
釣り上げてから、1日も経っていない真蛸のお刺身です。
「う~ん。美味しい。」 コリッコリしていて、噛めば噛むほど味が出てきます。1度茹でたタコも、美味しいですが、生のタコは、違った美味しさがあります。
茹でたタコはポン酢で食べるのが好きです。もちろん刺身醤油でも食べますが、こちらは「キレの良い生ワサビをつけて、食すべし。」ですね。
もう少し薄く切れると、もっと良かったのですが、オヤジの腕と、刺身包丁を研ぎ直していなかったので、これくらいで勘弁しておきます。どうしても、新鮮なタコを早く食べたくて、包丁を研ぎ直す時間が、もったいなかったんです。
- タコの皮剥がし
生タコ刺身の調理は、こんな感じで、よく切れる包丁を使って皮を剥がして行きますが、このプロセスがちょっと面倒でした。
その前に、塩を使って、良~く、もみもみ。ヌメリが無くなるまで & 吸盤の中まで、しっかり洗うのがポイントですが、あまり水道水にさらすのも良くない感じがします。
剥がした皮は、ちゃんと茹でて、いただきます。
- タコの天婦羅
天婦羅も作ってみました。てんぷら粉のパッケージに書いてあったとおりに水と粉の分量にしましたが、タコに水分が付いていたのか、衣が柔らかくなって、少し剥げてしまいました。野菜は、なすと玉ねぎと、ニンジン。
天つゆは、ミツカン追いカツオつゆ。これ私の定番です。写真は500mlですが、うちの冷蔵庫には1ℓサイズを常備してあります。つゆを、いろいろ使いましたが、私はこれが一番好きです。北海道に住んでいた時は、スーパーで「メンミ」をよく見かけました。北海道で人気商品でした。これ、北海道限定商品でしょうか?
これを天丼にしたら、絶品でしようね。ダイエットとの整合で、炭水化物は衣だけにしておきました。
- タコともずくの酢の物
タコは茹でても美味しいです。モズクとキュウリ、これに細く切った生姜を少し入れたら、
「満足。マ・ン・ゾ・ク」
夏バテの食欲不振時には、とっても良いと思います。
ビギナーおやじの タコの釣り方(ショア編)
- タコ釣り具の準備
初めてやる釣りは、準備が大切ですね。全く知識が無かったので、釣り仲間にアドバイスをいただきました。
釣り方
岸壁などからエギを投げて、さびいて、食わせるだけ。かかったと思ったら、障害物などに吸い付かれないように、さっさと巻き上げる。投げる回数と、パワーが大切とのことです。釣り方は、「さびいて、なんかゴミが引っかかった感じがしたら、あたりだから、とにかく巻け。」とのこと。
何とも、簡単なのか、難しいのか、よくわからない感じです。
必要なもの
次のようなものですが、使えるものは何でも代用可能です。パワーの必要なリールやラインは、鮭釣りに使ったものを代用しました。リール、ライン、錘以外は、新調しました。
- 竿(短くて、穂先がしならない物)
- エギ(タコエギ(3.0~2.5号)、安い物を数多く)
- サルカン & 錘
- タコ入れ袋(網)
- リール & ライン (3000番クラス)
竿
今回、竿を探すのに苦労しました。釣具屋さんに置いてあるのは、ほとんどが船釣り用で、両軸リール用の高級品。釣り仲間から「3,000円程度で釣具屋さんにある。」と聞いていたのですが、なかなか無くて、何軒も釣具屋さんを回りました。
この竿、名前が良いですね、『引っ張りダコ』。スペックは、表示のとおりです。穂先も太いでしょ。(比較のために単3乾電池を置いてみました。)穂先が折れても、自分で簡単に直せそうです。
タコエギ、サルカン、錘
釣具屋さんには、いろんな種類が置いてありました。イカ用のエギと違うところは、カンナの大きさと針の数でしょうか。一番下の奴(スッテ)は、船釣り用ではないかと思いますが、上の2つは、特に、障害物に引っ掛けないように上向きに針がついているのだと思います。
錘の付き方も、イカエギと同じようにエギ自体についているもの、別に付けるもの、サルカンを介して錘をつけるものがあります。
サルカンは、丈夫さ重視です。錘は、4号から10号位まででしょうか。錘の選択は、その時の状況次第でしょう。
特に底を意識する釣りですから、錘とのバランスは、重要になるのでしょうね。初心者のオヤジには、まだ、その辺の感覚が分かりません。
タコエギのお値段は、400円位から1000円オーバーまであり様々でしたが、立ち寄った釣具屋さんに置いてあったものの主流は900円代でした。
こんなのや、
こんなの。
よく釣れるのは、鮭釣りのウキルアーと同じです。
『タコじゃなくて、釣り人』が、最も釣れると思います。
はい。私も釣られて、たくさん買わせていただきました。ただ、鮭釣りと違うのは、釣り人の次に釣れるのが、地球なんです。たくさんロストしました。お金のかかる釣りですね。
因みに某釣り公園に捨ててあった残骸です。ロストがロストを呼ぶといったところでしょうか。
タコ入れ袋(網)
タコが釣れた後、そのまま水汲みバケツに入れておくと、100%逃げ出します。どんなにバケツが深くても、タコには吸盤があるので、深さなんて関係ありません。ということで、釣れたタコはこんな感じの袋(網)に入れてから、バケツに入れましょう。釣具屋さんでは、200円弱だったと思います。同じ袋に複数のタコを入れると、けんかするでしょうから、複数枚あった方がよいでしょうね。専用でなくても100均の物で、十分だと思います。
余談ですが、バケツの大きさにもよりますが、1時間おきくらいに水も交換してあげないと、タコも酸欠になってしまうと思います。
実釣
まぁ、なんて言うんでしょうか。釣り方は、説明のしようがない感じです。投げて、エギが着底するのを待って、エビなんかがチョンチョンと海底を移動する(跳ねる)イメージで、エギを動かす。なんか重いと感じたら(気がしたら)合わせて、巻き巻き。
この時、重いと感じたものがタコでなくて地球だったら不幸の始まりです。釣り場のスペースが空いていたら、引いてきた反対方向に移動して逆の方向へ引いて、外してみる。
「???」そうです。岸から真っすぐ沖側(岸に対して直角)に投射していては、それはできません。できれば、空いているスペースで、斜め30度くらいに投射して、さびいてくるのが、エギのロストを減らす釣り方のようです。
取り敢えず当たったと思ったら、合わせて巻く。巻き初めに「ガン」と引っ掛かって巻けなかったら、反対方向へ移動して、地球をリリース作戦に変更。
広いスペースの取れない釣り場では、エギロスト覚悟の釣りになりますね。
因みに、釣り仲間は腕が良いので、タコエギではなく、遥かに安いイカエギを使用してタコを釣っています。ただ、カンナの大きさと形状から、タコエギほどしっかりフックしないようで、タモ入れは必須とのことです。
それで、私の実釣はというと、雨の中、夕方から初めて、釣り仲間たちがポツポツと釣果を上げる中、ただひたすら、投げる、エギ着底、巻く、緩めてエギ再着底、巻く、引っかかる(地球)、外れない、ロスト、エギ追加の繰り返しでした。
始めてから3時間ほど経った頃でしょうか、投げる、エギ着底、引っ掛かる、外す、巻く、緩めて着底、巻く、引っ掛かったかな?、外れた。巻く、少し重い。クロガシラ釣りで、昆布っが引っ掛かった時のように生体反応なし。着底しないように、巻く & 巻く & 巻く。
7~8m先で、タコが浮いてきました。ラッキー♡💛🥰 緩めず、巻き巻き。カンナがタコの足を貫通しているのが見えます。そのまま、タモは使わず、ぶっこ抜き。
元気な真蛸をGetできました。それなりに大きくて、網の袋へなかなか入ってくれませんでしたが、腕に吸い付かれながらも、なんとか押し込んで、逃亡阻止作戦完了。
この後、同じ動作を数時間繰り返しましたが、その後の反応は、ありませんでした。深夜に体が冷え切ったところで、終了となりました。
正直、あたりも、釣り方も、全くわかりませんでした。竿の穂先はしならないし、巻き巻きの動作は止めないから、タコも逃げる動作ができなかったのか、全く生体反応を感じることがない、初めてのタコ釣果でした。
帰宅後計量したところ、570g。まずまずのサイズですね。眉間の傷は、クーラーボックスへ入れる直前に、目と目の間を刺して絞めた時のものです。
ということで、今回の釣果は、ただ、この作業的な行動を繰り返し、エギのロストを繰り返し、ビギナーズラッキーで、偶然釣れただけです。
それでもタコは、美味しかった。
夏に向けて、タコは、どんどん大きくなるようです。
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コメント
さすが釣り下手親父さん
狙った獲物は逃さないですね
大阪では ヒラヒラが着いた派手なエギが売ってました
ロストが多く釣れずに諦めてしまいましたが
こっちでは行けば仲間の誰かが釣りますが 1バラシだけで未だ上げてません
この前の土曜日はブッコミとの二刀流で挑みましたがノーヒット
根掛りを嫌って弾丸オモリを使いましたが波で流され仕掛けも絡みます
戻ってから作った仕掛けはYピン使用 フロート無しのマツカワ仕掛けのような
視覚的には こちらが馴染みます
また週末二刀流で頑張ります
コメント、ありがとうございます。
新天地での最初の大物が楽しみですね。
こちらは、長雨で釣行できていません。
昨夜(7月9日)は、天気は回復したのですが、かなり雨水影響で、海の状況が変わっているようです。
もうすぐ、暑い夏になりそうです。