レーシック その後(再検) 

心と体
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 視力回復のためレーシックの検討をされている方の参考になればと、手術前から施術後の経過について、記述します。

レーシックとは

  • きっかけ

 昨年(2020年)7月に、レーシック手術をしました。それまで近視がひどく、また、老眼も進んでいたんです。海霧が出たり小雨だと眼鏡が曇って、釣りに支障がありました。

 それで、一度コンタクトレンズを処方してもらったのですが、装着に時間がかかるのと、夜釣りをした時に、翌朝、餌を触った汚い手でコンタクトを交換することに抵抗があったので、レーシックをすることにしました。

  • レーシックとは

  レーザーを使用して、眼の角膜を薄く削り、屈折力を調整して視力を回復させる手術です。

  レーザーを使用して眼の表面(角膜)に、フラップ(ふた)を作って開き、屈折を矯正するレーザーをあて、屈折力を変化させて視力を回復させます。

  • 手術の手順

 手術を行う前の検査として、視力検査の他に、角膜の厚さ等を図る検査があります。私が受けた手術のコースは、10年間の保証付きのものです。

  午前中に検査をし、その後、瞳孔を開く薬を点眼し、約2~3時間院外で時間をつぶしました。この時、瞳孔が開いているので、サングラスをしていても、屋外の光がまぶしくて、仕方なかったのを覚えています。

 午後に手術となり、待合室で点眼の麻酔をします。その後、手術台の上に乗ると、頭を固定され、更に目を動かさないように、プラスチックの枠みたいなもので、目の周り全体を押し付けて固定されました。手術で痛いと言えば、その枠の圧迫感だけでしたね。

 手術自体は、固定された状態で、機械から目を洗うように角膜に向けて水みたいな液体が出てきて、その液体は、先ほどの枠で、顔の上に溜まったと思います。液体が出ている間の約10~15秒程度正面のグリーンの光を見ておくよう指示され、それを両眼やって、手術は終了です。

 その後は、しばらく待合室で休んで、問診と目の健診を受けて、帰宅しました。この時は、まだ、視力が安定しないので、車の運転は不可です。

 手術後は目に風が当たったり、水がかかること、瞼に触れることが厳禁なので、注意していました。その日は、シャワーが禁止だったように思います。寝る時も、目に触らないように、眼科で渡されたプラスチック製の眼帯みたいなものを着けて寝ましたが、朝起きた時には、外れていました。  

 次の日も、電車で健診に行き、傷口のふさがり具合などを確認され、異常がなかったので、触ることや風、水に注意することの指示を受けて帰宅し、次は、10日ほど空けて、検診に行ったと思います。

 いたって、簡単な手術で思っていたような怖さは、全くありませんでした。それから3ヶ月後くらいに検診を受けて、視力の低下もなく、手術の段階は終了。何かあれば、通院、相談してもらえばよいとのことでした。なお、1年間の通院は診察代、目薬代等も含めて無料でした。10年以内に、眼科側が認める視力低下があった場合は、再手術が保障されています。

視力低下

 その後定年退職、再就職のため、北海道から東京へ引っ越しました。

 再就職後、すぐにテレワークが始まり、終日パソコンを見つめる日々に突入。

 そんな日々が1か月くらい経過し、どうも視力が低下しているような気がして、検眼表を使って、自分で視力検査をしてみると、両眼とも0.5くらいに視力が低下しています。

 慌てて北海道の眼科へ連絡し、カルテを同系列の東京院へ送付してもらい、再検診することとなりました。

 レーシックで視力が回復後元の状態へ低下してしまうのは、角膜を削ることによって、角膜が薄くなり、眼圧に耐えられず角膜が手術前のカーブに戻ってしまうことが、稀にあるようです。

 これは、検診、計測でわかるようです。

 私は、1年足らずで再手術するのが嫌だったこと、起床後は良く見える日があることから、なんとか再手術しなくて良い方法は無いかと、思案していました。

 たぶん、私の推測ですが、水晶体の厚さを変えピント合わせをする毛様体とチン小帯が、疲れ目などで、能力を落としたのではないかと思っています。

応急処置(ガボールアイ)

 それで、目を使いすぎると、視力が低下し、睡眠で休まった後の朝などは、良く見えていたのだと思います。

 再検の2~3日前に、ネットでガボールアイという視力矯正法を見つけました。取り敢えず、藁にもすがる思いで、ガボールアイをやってみました。

 ガボールアイとは、ガボールパッチと呼ばれるこの図を見つめ、同じ絵のものを探すだけです。

 とりあえず、やってみると、目の休養効果もあり、少しは、視力が回復しました。ガボールアイで視力が向上するのは、毛様体などの強化ではなく、画像を処理する脳内の視覚野を鍛えるそうで、一般的には0.2位の向上が期待できるようです。

再検結果

 眼科で検査を受けました。角膜に変形や異常はなく、手術の跡も綺麗になっているとのことでした。当日の視力検査では、両眼とも1.0以上は出ているので、このまましばらく様子を見てくださいとのことでした。

 たぶん、疲労による毛様体などの能力低下ではないかと推測しています。せっかく手術で回復した視力なので、これからは、より遠くを見るなどして、毛様体を鍛えながら、ガボールアイで脳みそも鍛えていきたいと思います。

 それでも、視力が低下するようだったら、再手術をしてもらうことにします。

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