減っても78.8万尾(オホーツク中部)

釣り
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 今回(10月上旬)の鮭の沿岸漁獲量の公表、早かったですね。北海道庁の皆さん、漁協の皆さん、ありがとうございます。大漁で賑わっていた地域も、例年並みに戻りつつありますが、それでも、凄い地域はすごい漁獲量です。

千歳川の様子

 千歳川の中、鮭が溢れています。捕獲・出荷作業が終わった後でも、カメラの前に鮭がいます。

 ここ2~3日、担当の方もお忙しいのでしょう。捕獲数がUPされていないので、正確な数はわかりませんが、5,000尾/日前後で推移しているのではないでしょうか?

 皆さん、お忙しです。頑張ってください。

サケのふるさと 千歳水族館 | 日本最大級の淡水魚水族館
サケのふるさと千歳水族館は、淡水では日本最大級の水槽を有し、サケの仲間や北海道の淡水魚を中心に世界各地の淡水生物を観察できます。 千歳川の中を直接見られる日本唯一の施設「水中観察ゾーン」では、四季折々の千歳川の生物を観察でき、中でも秋のサケの遡上は必見です。サケの稚魚放流体験や企画展などのイベントも多数開催しています。

「サケのふるさと 千歳水族館 HP」から

小糸魚川河口

 こちらも、頑張ってください。

ACTION

「苫小牧市防災情報サイト」から

鮭の沿岸漁獲量(10月上旬)

 本日(2021.10.14)、北海道水産局漁業管理課から、「秋さけ沿岸漁獲速報(10月上旬)」が公表されました。

北海道秋さけ漁獲速報(旬報) - 水産林務部水産局漁業管理課
秋さけ漁獲速報(旬報)について 平成28年秋さけ漁獲速報(旬報)について(更新終了) 平成29年秋さけ漁獲速報(旬...

「「北海道秋さけ漁獲速報(旬報」(北海道水産局漁業管理課)」から

 オホーツク海、日本海は、堅調です。その他の地域は、なんとか持ちこたえているところもありますが、急回復しているような地域はありません。

 オホーツク

 左下のグラフ、オホーツク西部地区は急減速と言った感じですが、それでも約26万尾の漁獲数です。9月下旬に187万尾と記録的な数字を出したオホーツク中部地区(左上のグラフ)も、78.7万尾と、例年並みになっています。

 オホーツク東部地区は、77.6万尾と例年を下回り続け、シーズン終了に向かってますね。

 この地域の漁期は、11月末までですが、実態は10月でほぼ漁が終わるようですから、あと2週間ほどですね。オホーツク東部地区がここ3シーズン続けて前年を下回っているのが、とても気になります。

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日本海

 この地域は、過去5年の中でもトップクラスの好調さを維持しました。オホーツク地域とは、総数自体が違いすぎるので、比較にはなりませんが、地域としての回帰数は、多い年だったと言えるのではないでしょうか。

 この地域も10月中旬から落ち込む地域ですから、釣行される方にとっては、そろそろ終盤と言ったところですね。

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 根室

 南部地区、北部地区ともに、過去5年間では、最低の漁獲数ではないでしょうか。南部地区が急激に落ち込んでいるのが気になります。こちらも赤潮の影響を受けたのでしょうか?

 4年前の平成29年が不漁の年で、次の30年が回復しているので、来年は回復してくれることを期待したいです。

 昨年、今年と、2年連続の不漁は、何とも嫌な感じです。

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襟裳

 東部地区は、少しだけ回復傾向が見られたのでしょうか?4年前の不漁の年よりは、少し良かったものの、来年以降の捕獲数の変動が気になります。

 いずれにしても、今シーズンは間もなく終了ですね。

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太平洋

 

 ジーパン刑事どうぞ

 『なんじゃこりゃ~』(若い方には、わかりませんね。すいません

 そんな感じですね。胆振地区、日高地区、噴火湾地区は、10日間でそれぞれ、3.5万尾以下です。もともと他地域と比べて漁獲量は少ない地域です。それに不漁が輪をかけた感じです。日高地区は、過去5年のこの時期で、漁獲量が多かった平成30年の1/10以下です。

 11月も漁獲量が期待できないわけではありませんので、今後少しは、増えて欲しいものです。

 胆振地区、日高地区で、鮭が釣れないのは、鮭がいなんだから、仕方ないです。

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仮説(オヤジの推論X)

 オホーツク中部から日本海南部までが豊漁で、その他の地域が不漁なのが気になります。

地域ごとに入り、不漁地区が乱れていない。その違いは、何なんでしょうか?

 オヤジの推論X

 分析

 赤潮の影響で鮭が減ったと言う人がいます。確かにその影響はあるでしょうが、赤潮だけでは、ここまで不漁にならないと思います。(太平洋、襟裳)

  (定置網の中で酸欠になって死んでしまった鮭の数を計数しておけば、回帰数が把握できるので、漁協で把握されているとは思いますが。)

  定置網に入って鮭が死ぬのは、定置網周辺に滞留した赤潮で酸素濃度が低い海水に長時間さらされるからで、回帰ルート全域に赤潮(酸素濃度が低いエリア)が滞留しているとは、考えられません。回帰ルートに赤潮が滞留していれば、鮭は上下左右の酸素濃度の濃い方向へ、ルート変更するはずです。

 回帰ルートで、鮭が減っているとすれば、赤潮以上に強力で、鮭が回避できなかった何かがあったからではないでしょうか?

 そして、その影響を受けずに、オホーツク中部から日本海南部までの地域の鮭は、母川へ向かって沿岸(漁獲される)までは、無事に回帰できているのも事実です。

 この 「赤潮以上に強力で、鮭が回避できなかった何か」 を究明しなければ、来年以降も漁獲数が回復することは、期待できないと思います。

【赤潮以上に強力で、鮭が回避できなかった何か】とは?

オヤジの推論X 命名 『鮭は、何処へ消えた?』

      推論概要 『誰かが横取り(インターセプト)しているのでは?』

 DNAに書き込まれた回帰ルートは、鮭の意思で大きくは変えられないと思います。

 グループごとの回帰ルートが分離した後で、きっと何かがあると思うんです。

 勇気のある学者さん、若さのある学者さん、誰か研究してくれませんか?

 近海で水揚げされている鮭の耳骨(頭)だけでも、収集出来たら・・・・

 

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