テレワークの毎日から、久しぶりに、出社しました。
せっかく出てきたので、鶯谷の、旬鮮酒菜「いっちょらい」で、夕飯を食べて、帰ってきました。(お一人様です。)
福井の日本酒は、美味しい。
今日は、地元福井の郷土料理と日本酒を出して貰える、JR鶯谷駅北口から徒歩1分の「いっちょらい」(一張羅の方言です。)に、行ってきました。
雑誌「大人の週末」3月号にも紹介されたお店です。
女将さんは、福井弁を流暢に話される、心優しい福井県人です。
お店の案内などは、こちらで。
席は、カウンターと、その周りに襖で仕切られた4人~数人掛けの個室が沢山。
襖は、外して宴会場にもなりますが、コロナが収束するまでは、大人数での宴会風景は、見られ無いですね。
私の職場からだと、終業後すぐにお店に向かっても、18時頃にしか着かないので、今は、ほんとに、ほんのちょっとの時間だけ、飲むくらいの感覚です。
早く、コロナが収束して欲しいものです。
『美酒、七色に輝いて』
これは、漫画「夏子の酒」の中の一節です。
本当に美味しい日本酒は、そう感じますね。
私を日本酒の世界に引き込んでくれたのも、この漫画です。
九頭龍:
黒龍酒造が熱燗用の日本酒として出した銘柄だそうですが、冷でも美味しいです。
オヤジが福井で暮らしていた大学生の頃は、ビールやサワーばかり飲んでいて、日本酒の良さを知りませんでした。
大人になって地元福井のお酒だということで飲んでみて、こんなに美味しいお酒が福井で造られているんだと感動しました。
黒龍の中の、『石田屋』と『仁左衛門』は希少で、お目にかかることさえ困難ですが、時期によっては、ここ「いっちょらい」で、いただくことができます。
黒龍酒造https://www.kokuryu.co.jp/がある永平寺町は、曹洞宗大本山『永平寺』で知られていますが、釣り人なら近くを流れる九頭竜川での鮎釣りの方が、より関心があるかもしれませんね。
この地域は、福井駅から少し西側(海)の平地で育ったオヤジには、山の麓のイメージがあります。山々から清廉な水が湧きだし、素晴らしい日本酒を生み出しているのでしょう。
更に東(山の方)へ進むと、日本有数の恐竜の化石発見地帯(勝山市)があり、同市に所在する福井県立恐竜博物館には、本物(レプリカでない)の恐竜化石がたくさん展示されています。近くへおいでの際は、ぜひ足を延ばしてみてください。
梵(寒椿):
冷すほど、すっきりとした濃いめの甘さが口に広がる逸品です。
梵は、黒龍以上に出会うのが遅かったお酒です。鯖江市に所在する加藤吉兵衛商店http://www.born.co.jp/、実家からは5kmくらいしか離れていないんですが、15年位前まで、知りませんでした。オヤジにとって、鯖江市は、刃物と眼鏡の産地で、あとは、西山公園のつつじとレッサーパンダくらいしか、認識がありませんでした。
梵にはいろいろな銘柄があり、価格もリーズナブルな物から高級なものまであります。少し前になりますが、政府専用機の機内サービス用に梵(日本の翼)が搭載されていたり、ANAのファーストクラスでも、提供されていたようです。各種品評会(外国を含む。)などでの受賞も多数あるようです。
いっぺん、きてんでの
⇧「一度、来てみてください」(方言)
リーズナブルな美酒から、ハイスペックなご褒美酒まで、飲ませてもらえるお店、「いっちょらい」。
時の流れが速い現代から、少しタイムスリップしたように、ゆっくり時間が流れます。
福井にゆかりのある方が訪れることも多く、女将以外からも、独特の方言が聞かれることもあります。
福井にゆかりのない方でも、お一人様でも、気兼ねすることなく、実家に帰ったように心が癒されるお店です。
懐かしい故郷を思い出させてもらえる「いっちょらい」でした。
コメント