ゴールデンウィーク釣行記(日本海)

福井
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 PCR検査を受けて、久しぶりに実家に帰省してきました。帰省前には、釣りの仕掛け、ウェーダー、リールの他、着替えなども含めて段ボール2箱を事前に発送。

 今回は、6泊7日の長期滞在で実家で農作業の手伝いと釣り三昧の予定です。

釣行準備

 まずは、情報収集です。この時期に実家へ帰省して釣りをしたことが無いのものですから、何が釣れているのかわかりません。

 そのため、上州屋さんのホームページから最近の釣果を検索。 

 コウイカ、キス、アジ、サゴシ(サワラ)が釣れているようです。九頭竜川では、サクラマスが釣れるとの情報も。これは期待が持てそうです。ただ、釣果がUPされている場所は、敦賀(つるが)港周辺ばかりです。

 敦賀港の位置は、琵琶湖の北側で、関西、中京方面からは比較的近い釣り場になります。私の実家は、福井市の農村部なので、できれば越前町から三国港方面で釣れると、近くてありがたいのですが。

 もしかしたら、県外からの釣行者しか、釣果をUPしてくれてないのかもしれませんね。

「自宅の近くから、遥か遠くに雪を冠した白山連峰が見えます。軽トラの荷台には、田植え用の苗が積まれています。」

 取り敢えず、釣果情報にある魚の全てに対応できるように、サビキ、ルアー、エギ、ヤエンにウェーダー等々、可能な限り持参することにしました。

 遠征用資材が、大量です。担いで行ける量ではなくなったため、クロネコヤマトさんにお世話になりました。

 投光用ライトは、今後のことなどを考えて、受二郎と共に新たに新調(ポチる)することにしました。

 受二郎を支える棒は、実家に着いてから近所のホームセンターで、木材、ゴム板、クランプなどを買い、作成しました。

 近所のホームセンターには、釣り道具やアミブロックも置いてあるので、1回目の釣行用にアミブロックも一緒に購入しました。

 実家の冷蔵庫はあまりきれいに整理されていないので、新聞紙にくるんで冷凍室の片隅に入れておけば、高齢の母が気づくこともありません。

釣行と釣果

1 釣行1回目

  釣行1日目は、農作業の疲れもさほどなく、徹夜も考慮しながら、夕食後に海へ向かいました。

 まずは、ライトを点けて、アジを狙う予定です。

 実家から比較的近く(山越を含めて約30km)の漁港に到着。時間は2100を少し回った頃でしたが、駐車スペースは、ほぼ満車。その半数は、滋賀、岐阜、愛知などの県外ナンバーでした。

 釣り竿ケースを肩にかけ、取り敢えず漁港の釣り可能場所に向かってみると、こんな感じでした。

 びっしりと、ウキが浮かんでいます。河口規制前の錦多峰川河口とまではいかないまでも、入る場所がありません。

 先着の方に聞いてみると、皆さんテーラでヤリイカを、釣っておられるようです。エギで狙われている方も1~2人おられましたが、絡んだりするので、縦横無尽には投げられないようです。

 全く潮の流れがなく誰もいなかった場所(写真撮影のこの位置)に、受二郎をセットしライトを点け、3時間ほど糸を垂らしましたが、全く魚の気配が感じられませんでした。

 この間、見える範囲でイカが上がっているのも、確認できませんでした。

 正面に見えるテトラポッド奥の大きな2つの明かりは、少し沖で操業中の漁船の明かりです。何が獲れているのかは見えませんが、イカでしょうか?

 と言うことで、釣行1日目は、午前1時を回った頃に釣果(魚の反応さえ)なく撤収です。アミブロックとアジパワーを混ぜた撒き餌が、かなりの残りましたので、これはビニール袋に入れ、更にジブロックで密封し、新聞紙にくるんで冷蔵庫の冷凍室で保管です。

 深夜に帰宅し、1000頃まで睡眠。次の日は夕方から天気が崩れる予報だったので、取り急ぎ可能な範囲で、農作業をこなしました。

 2 釣行2回目 

  この日は、朝から晴天でしたが夜半から雨になるとの予報が出ていました。農作業を早めに終えて、1500頃に自宅を出発し、福井の数少ない観光地『東尋坊』に近い三国港方面へ向かいました。

 途中、釣具屋さんで情報収集すると、大きくはないが鯵が福井新港の中に回って来るとのこと。また、九頭竜川の堤防では、たまに黒鯛(チヌ)も釣れるとのこと。

 足場の良さそうな福井新港の内側へ向かってみました。

 

 この位置は、港の最奥です。苫小牧港で言うと、日通さんのヤードの位置みたいな感じです。先着の方が2人おられましたが、間に入れていただきました。

 お二人は、遠投浮きサビキ + 足元でサビキ(普通のサビキ)をしておられるようでした。私も1本を遠投浮き、1本をトリックサビキ(夜間は足元ライト点灯)で、開始しました。

 たまに1匹ずつ足元に鯵が回ってくる感じで、「群れで泳いでないんかい?」と、釣れた鯵にツッコミたくなる感じでした。

 暗くなってからは、私の足元には日中よりは鯵が集まるようになりましたが、サイズも数もイマイチで、なんとも不完全燃焼の2日目でした。

 夜が深まってくる頃、雲行きが怪しくなってきたので、撤収を始めると間もなく本降りに。本当に不完全燃焼の釣行2日目でした。

 東京湾で釣れる鯵より、コンパクトな形になっている気がします。種類が違うんでしょうね。

3 釣行3回目(前半

 帰京の日程も気になりはじめ & 「サワラ用にルアー、ウェーダーも持ってきたのに。」と、集中できなくなっている自分がいました。

 【これは、駄目だ。目的を絞ろう。】

 まずは、九頭竜川の堤防の所で、何か釣る。(出来ればチヌが良いなぁ。)その状況次第で、転戦する。ただ、川側は現在田植え期であり、九頭竜川が濁っているので釣果は期待できない。

 反対側の海は、テトラ上&向かい風のため、明るい間しか釣りができないだろう。何かは、釣りたいなぁ~(焦る・・・・・)

 堤防の中間あたりで、比較的テトラ上の足場の良さそうな所に場所をキープし、先着者の釣果を確認して回ると、釣り人の数の割には、さほど釣れている様子がありませんでした。

 それでも堤防の先端に近づくほど釣果は良くなるようで、アジの釣れている数も増えて行きます。川側に竿を出されていた方のバケツにチヌが入ってました。また、海側で釣られていた方の竿が大きく弧を描いていたので、しばらく見ていると、大きめのホウボウが上がってきました。お刺身にしたら、美味しでしょうね。

 堤防の先端まで行ってみましたが、風で波しぶきがひどく、とても長居ができる状態ではなかったので、自分の釣り場所に戻り、まずは、投げサビキで大きめの鯵を狙うことにしました。

 置き竿で、青イソメもブッ込んでおきました。

 向かい風でなかなかウキが飛ばせず、また着水と同時に糸ふけを取らないと、テトラに糸が絡むので、何とも難儀な釣りになりました。

 ロケットに入れた撒き餌も、どれくらい効いているのかわからず、ウキも波に翻弄されている感じです。

 置き竿は、適当な時間ごとに餌を付け替えるだけで、全くあたりが分かりません。久しぶりのテトラでの釣りは、体力の衰え、感覚の衰えを痛感させられるばかりでした。

 そうこうしているうちに、ウキが、ボコボコと上下しました。久しぶりに見たサビキ釣りのウキのボコボコは、何ともホッコリ感のある嬉しさをもたらしてくれました。

 鯵がポツポツと数匹釣れましたが、だんだん風が強くなり、波しぶきを受ける頻度も高くなったことから、撤収しイカ釣りに転戦することにしました。

4 釣行3回目(後半) 

 先日の漁港まで移動することにしました。 海岸線を1時間前後走り、到着。祝日期間中でしたが、先日よりは、車も人も少ない感じでした。釣れないのかな~

 前回は釣り人が多くて釣り場所がキープできませんでしたが、今回は余裕で場所がキープできました。早速、受二郎&ライトをセットして、鯵釣り開始。

 ヤリイカを釣られている方の多くは、テーラにささみか、きびなごを付けて狙われているようです。

 ほとんどの方が釣れていない中で、1人の方だけがコンスタントにイカを釣られてます。餌を付けるエギを使ておられるようでした。

 私は、1本の竿にトリックサビキを準備し、穂先に鈴を付けて、水中へ投下。

2本目の竿は、生き鯵を餌にした泳がせ釣りで、イカを釣るための仕掛けをセットし、鯵が釣れるのを待ちます。

 取り敢えず2本目の竿のセットが終わり、鈴が鳴ることの無かった1本目のトリックサビキ竿を巻いてみると重い。

 鈴も古いものを使っているから少し錆びていて、大きく動かないと音が出ないようです。ライトに照らされた海面を見ながら巻いてくると、なんと鯵が釣れていて、その鯵を2杯のヤリイカが取り合いするように左右から咥えているではありませんか?

 トリックサビキなので、イカに針がかかるはずもなく、水面近くまで来ると、イカは鯵を離して逃げて行きました。

 俄然やる気が出てきました。鯵もコンスタントに釣れ、釣れた鯵が水汲みバケツに数匹たまると弱らないうちにスカリに入れて、海に投入。余談ですが、釣れた鯵、意外と細身なこともあって、数匹スカリから逃げ出していたようです。

 この仕掛けで釣りたくて、仕掛けをいくつも買いました。釣れた鯵の上あごに針かけて、イカが鯵を咥えたら、テコの原理でカンナの部分がイカに掛かると書いてあるんですよ。

 ウキを着けて、鯵を泳がしておくと、ウキが消し込むことは、1回もありませんでした。それでも、餌の鯵を交換しようとゆっくり巻いてくると、結構重い時が有るんです。ゆっくり海面まで巻いてくると、やはりイカがアジを咥えているんです。でも仕掛けのカンナ部分は、全くイカの近くに無い感じで、どうすることも出来ず、イカが逃げていくのを何度も見送るばかりでした。

 今思えば、エイヤーで、適当な方向に、合わせればよかったのかもしれません。朝までやりましたがそんなことが何度かあり、イカの姿は10杯近く確認できたと思います。

腕の無さが恨めしく思え、一層、フラストレーションが溜りました。

 夜明けにせっかくなので、持ってきたルアーに投げサビキを付けて、2~3投すると、カサゴが1匹かかりました。と言うことでこの日の釣果(イカ用の餌?)です。

5 釣行4回目

 本当は予定していた帰京の日でしたが、連休もまだ数日あり、不完全燃焼のまま帰ることができず、帰京日を延期して、最後の釣行にかけました。ターゲットはもちろんヤリイカ。

 夕方から出かけ、同じ港で受二郎&ライトセット完了。まだ明るく、周囲では家族連れ等が釣りを楽しむ程度で、混雑もありませんでした。連休も後半に入っており、1回目の釣行時の混雑は、何だったのだろうかと思うくらいです。

 ただ、この日、明るいうちは鯵が釣れませんでした。ほとんどの人が、鯵を釣っていて釣れないんです。少し離れた所にいた中学生と思われる少年1人だけが、コンスタントに鯵を釣り上げていました。

 焦った私はとうとう少年の左横に行き、「すいません。餌用に2~3匹だけ釣らせてください。」と、お願いしてしまいました。プライドも何もないオヤジです。

 それでも、釣れないんです。真横で釣っている少年は、コンスタントに釣り上げていきます。棚は、共にべた底。強いて違いを言えばサビキの種類くらいでしょうか?

 そのうち、少年の右隣にいて全く釣れなかったおじさんも、ずいぶん少年に近づいてきました。そのおじさんのウキにも、ようやくピクピク反応が出ました。巻き上げていくと、少年が鯵を釣ったサビキに、おじさんのサビキが絡まっただけでした。『おじさん、少年に迷惑かけたら、いかんよ。』と、心の中でささやくオヤジでした。

 30分ほどやって、私は全く釣れず、少年にお礼を言って、自分の釣り場に戻りました。

 あたりが暗くなり始めると、ようやく私のトリックサビキにも鯵が釣れ始めました。『はぁ~良かった。』

 今回は、前回の仕掛けに加え、餌の鯵が溜まったら、トリックサビキをテーラに変えて、イカを狙います。生餌仕掛けでも、テーラでも、どちらでもいいから掛かってくれ~

 テーラに小さな鯵をカンナ部分を隠さないようにしながら、1匹丸ごと巻き付けて、餌にしました。ナイフやまな板を持って行っていれば、身だけ落として、成型できたのですが、そこまでの準備をしていませんでした。

 釣行時の様子を撮影できると良かったのですが、余裕が無く、また周囲では、たまにあたりが無いまま釣れていることが有る程度で、撮影はできませんでした。

 一方、100mほど離れた場所では、コンスタントにヤリイカが釣れていました。普段はあまり釣れていない場所とのことで、難しいものですね。

 そうこうしているうちに、生餌仕掛け用の鯵を交換しようと巻き巻きすると、また、重い。ゆっくり巻いてくると、やはりイカが鯵を一生懸命食べている。

 仕掛けのカンナ(針)は、トンチンカンな位置で、ブ~ラブラ。テコの原理なんて、信じられない感じです。イカを海面すれすれまで浮かしてきても、逃げずに鯵を食べてます。

 エイヤーで、合わせてみるか?いや、待てよ。テンションを掛けたまま、竿を受二郎に再セット。おもむろにタモ網を持ち、イカの後方からそっと海面に差し入れました。タモ網の目の粗さは、ヤリイカの細さからしたら、簡単に抜けられてしまいます。イカが気づいて餌を離してタモ網の方へバックした瞬間に、金魚すくいのポイで、水面を切るように、タモ網を動かし掬い取ろうとする、一か八かの勝負です。

 その時は、来ました。チャンスは、ほんの一瞬。イカが餌を離し、バックしてタモ網の上へ、移動しました。その時、イカも、仕掛けも、餌の鯵も、ウキも、全て、タモ網ポイで、水平チョップ掬いです。

 入ったか?抜けたか?

お見事?偶然?タモ網の中に、ヤリイカが残っていてくれました。

良かった、良かった。

 これで何とか帰京できそうです。この後も何度となく、イカが餌に食いついてくれるのですが、生餌仕掛けにもテーラにも、掛かってくれません。餌が大きすぎてカンナ(針)に掛からないのか、エイヤーで、合わせてないから掛からないのか、とにかく朝までそんなことの繰り返しで、今回の釣行は終了しました。

 夕方と朝方に、ほんのしばらくだけ、残っていた青イソメをブッ込んで置いたら、ベラ、メバル、鰈が釣れていました。これらも記念に、全て、食させていただきました。

 イカ、ほんとに小さくて、細くて、刺身にしても、ほんの少しでした。

 85歳になる母は、魚はあまり好きじゃないのですが、イカは好きなんです。刺身にしたら、足だけ残して、全て美味しいと食べてくれました。私は、足だけ食べましたが、とても美味しかったです。

まとめ

 釣りは、慣れたところでするのが楽ですね。一方で、慣れない所で、学びながらするのも、攻略した感じが、また、楽しいです。結局、何でも楽しいんですが。

 今まで、あまり帰省していなかったので、新型コロナの状況を確認しながら、2~3ヶ月に1度くらいは、帰省しようかと思います。予定を延長したので、結局8泊もしてしまいました。社会人になってから、こんなに長く帰省したこともなかったので、里心が着きましたね。

 福井の海は釣り道具の残骸などが放置されていることが無く、とても気持ちよく釣りができました。

 今後も、綺麗な海を汚すことなく、漁師さん達地元の方に迷惑をかけることなく、素晴らしい自然を楽しませていただきたいと思います。

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コメント

  1. O氏 より:

    一昨年の初夏の頃でしたね
    船付き場?でしたか 一緒にマメイカで熱中したことを思い出しました
    北陸をはじめ日本海側の釣りは魚が美味いし魅力を感じます

    満足しきれなかったようですが、釣り下手親父さんに北陸の海が征服されるのは時間の問題だと思います
    久々のあれこれ工夫され釣果を出す姿勢に敬意を感じるとともに懐かしさに目頭が熱くなりました
    これからの釣行記楽しみにしています

    • turiberaoyazi turiberaoyazi より:

      コメント・返信、ありがとうございます。

      釣果は、お刺身ですね。
      一緒に釣行した日々が、懐かしいです。

      先週は、出張に行ってきました。
      行先では、昔の仲間から、釣り具を持って来なかったのかと、質問されましたが、確かに土日を挟んで出張+釣行と言うのもありですね。

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