鮭釣り用の餌自作に、参考になれば。
『餌作り(サンマの塩漬け)』
今年(2020年)は、サンマの水揚げが、極めて少なかったそうです。
それにもかかわらず、サンマで、鮭用餌を作り続け、結局は、小サバとフグに献上してきました。
私の仕入れ単価は、98円/匹 以下(税抜き)と決めていましたが、それでもかなりの量を、餌取りに取られました。
【注意点】
1 サンマを水道水で、洗わない、 ⇒ 皮の光沢がなくなります。
2 できるだけサンマの皮に、血の汚れをつけない。 ⇒ 皮の光沢がなくなります。
3 血や水がついた時は、キッチンぺーパーで、ふき取ります。
4 塩漬けに使う塩の量は、ケチらない。
【作り方】
見た目がグロくなるので、サンマの3枚おろし写真は、省略します。
1 3枚おろし
皮がついている面を汚さないように、普通に3枚に、おろします。
2 塩漬け
「タッパーなどを使い、塩漬け(1回目)」します。
タッパーの中に下から順に、
古新聞(4枚重)、キッチンペーパー(2枚重)、塩(厚さ5mm以上)、サンマ(皮面を上)、塩(厚さ5mm以上)、キッチンペーパー(2枚重)、古新聞(4枚重)、キッチンペーパー(2枚重)、塩(厚さ5mm以上)、サンマ(皮面を上)、塩(厚さ5mm以上)、キッチンペーパー(2枚重)、古新聞(4枚重)
青のアンダーラインの工程を、タッパーに入る範囲(段数)で繰り返し、古新聞、キッチンペパー、塩、サンマで、バームクーヘンを作るイメージです。
※ サンマの身とサンマの身が重ならない(くっつかない)ようにして、漬けます。
「冷蔵庫で保存」
2日ほど冷蔵庫で保存します。古新聞から脂が染み出さない程度に、湿ってきたら、塩、キッチンペーパー、古新聞をすべて交換します。
この時、タッパーの底に、サンマの脂が溜まってないか確認します。2日以内に脂が溜まるようであれば、塩の厚さを厚くしましょう。
サンマについた塩は、洗わずに、手で落とすだけで良いです。塩が残っていても、かまいません。
「タッパーなどを使い、塩漬け(2回目)」します。
1回目の手順と同じように、サンマ、塩、キッチンペーパー、古新聞のバームクーヘンを作ります。
「冷蔵庫で保存」
2日ほど冷蔵庫で保存します。
3 ガーリック漬け
タッパーから、塩漬けサンマを取り出し、塩を綺麗に落とします。(水洗いは、絶対にしない。)
まな板の上にラップを敷き、その上に腹(身)を上にしてサンマを置きます。
ガーリックパウダーを見の上にしっかり、振り(重ね)ます。この時できるだけ、ガーリックパウダーが身からはみ出さないようにして、皮を汚さないようにします。
ガーリックパウダーの上に、別の塩漬けしたサンマの身をかぶせます。
敷いているラップで巻いて、出来上がり。釣行日まで、冷蔵保存します。
現地でその日の状況に応じたサイズに、キッチンバサミなどで切り身にして、HITを待ちます。
ハサミで切る時は、背中側から切ると、身と皮が離れにくいです。
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