釣行記(その1)「公共交通機関編」

釣り
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電車とバスを乗り継いで、釣行してきました。

行程

 ゴールデンウィーク、序盤での出来事です。

 行先は、川崎市の東扇島西公園(釣り公園)です。ここには、勇釣具店http://yuzao.jp/さんが、店舗を出されているので、餌や仕掛けを買うことができます。営業時間は、曜日によってはオールナイトの日もあり、夜釣りにも利用できます。天候によっては、営業時間の短縮などもありますから、事前にネットで確認がお薦めです。

 荷物が多いので、通勤時間帯にかからないよう、始発で出発です。5時前にJRで阿佐ヶ谷駅を出発し、東京駅経由で川崎駅到着が、5時40分頃。ここまでは比較的空いていて、荷物で他の方に迷惑をかけることもなく順調に移動できました。

 川崎駅で川崎市バスに乗り換え。東扇島西公園行きのバスに乗りますが、6時前なのに、バス乗り場は多くの通勤客で、いっぱい。いろんな方面行きの線に沿って、長蛇の列がいくつも出来ていました。 

 この状態で、この大荷物(リック(大)、竿ケーズ、手提げ袋)は、まずい。バスは、ほぼ満席でしたが、私が乗った時、ラッキーなことに最後尾の席が2席空いていました。最後尾の席の背もたれの後ろに、竿ケースを置くことができました。バスには、荷物置き用の棚がないのが難点です。リックと袋は、膝の上に置きましたが、身動きが取れませんでした。このバスは、明らかに東扇島周辺で勤務する方で、いっぱい。ほぼ途中で降りる方はおられず、進むにつれて乗られる方が増えてきます。通路は、どんどん密集して行き、終点の少し前で多くの方が降りて行かれました。

 今回は、バス移動を考慮し、いつものクーラーボックスも、キャリーカーも、持ってきませんでした。代わりにこのクーラーボックス。これは、優れものです。

 保冷剤を挟んでたたむと、こんな感じになります。仕掛けなどを減らせば、リックにギリギリ押し込めます。今回は、スカリなどと一緒に、手提げバッグに入れて移動しました。餌を現地調達できるから折りたためるんです。

 帰りは、通勤の方の帰宅時間に重ならないよう、早めに帰ることにしました。

実釣

1 餌購入

 6時半過ぎには、釣り公園に到着。駐車場で営業されている勇竿さんで、イソメ、アジパワー、アミを買いました。この時間で、駐車場は、8割以上埋まっている感じです。店員さんに伺うと、昨夜の雨が上がった頃から人が増え始め、結構な混み具合とのこと。釣るスペースがないことはないが、水溜りができていて、長靴が必要とのこと。スニーカーで来た私には、厳しい条件です。

2 場所探し

 駐車場を超えて、釣り場に出てみると、結構な人です。先端の沖側が潮回りもよく、釣果が期待できますが、沖側へ行けば行くほど人が多く、とても空いていそうにありません。

 取り敢えず、5~6m空いているスペースがあったので、隣のご夫婦に声をかけて、入れていただきました。反対側は、竿だけが立ててあって無人でした。大きな水溜りがありましたが、荷物を少し離れた場所に置けば、釣るためのスペースは、足を濡らさずにすむ感じです。だから空いていたのでしょう。

3 実釣

 私が竿などを準備している時、お隣ご夫婦がカタクチイワシを釣り上げておられました。結構撒き餌をされていましたが、魚が留まっているという感じはなく、ポツポツ釣れているという感じでした。

 丸い手すりに木製の台座をゴムで巻き付けて、受二郎をセットし、準備完了です。右が、サビキ用。左が、イソメ(1本針)用です。いずれも、真下へ垂らすだけです。

 こんな木材までリックに入れて行くから、大荷物になるんですよね。因みに、竿立てと動画撮影用の三脚は、竿ケースの中に入れて行きました。

 仕掛けは、先ほどお隣の奥様が片口イワシを釣っておられたので、トリックサビキの4号を使います。ここでは釣果はあまり期待できないので、贅沢は言いません。夕飯のおかず用にカタクチイワシでも、持ち帰るつもりで小さい針でスタートです。

 竿を真面目に監視するつもりのないオヤジは、穂先に鈴をつけて、あたりを待ちます。

 『チリン、チリン』激しく鈴が鳴りました。が、続きません。あれ?何か大物がいるのかな?サビキを上げてみると、やはり一番下の枝針(ハリス0.8号)が切られています。まぁ、もう大きいのはかからないだろうと、サビキを変えずに続行。「チリン、チリン、ちり~ん。」今度は、切られないようです。水深もそんなにないので、すぐに魚体が見えます。大きめのコノシロでした。

 抜き上げると、切れるかもしれないと思い、タモを片手で振り出そうとしますが、引っ掛かっているようで出て行きません。仕方なく、「切れてもコノシロだし良いか。」という感じで、抜き上げてみました。25cmくらいの元気モノで、水汲みバケツの中を跳ねまわっていました。

 再投入のためロケット籠にアジパワーを詰め、アミをサビキに擦り付けようとすると、釣れた・吊れた、自分の履いてるスニーカーが釣れました。今までは、釣り場では長靴かウェーダーでスニーカーなんてなかったので、気にもしていなかったのですが、何たる失態。針を少し引っ張ると針自体が伸びてしまうしなかなか針が取れません。仕方なくスニーカーの生地をハサミでチョキチョキ。ついでにサビキも6号にチエンジしました。

 すぐに次の魚が来るかと思いましたが、時間を浪費している間に、群れがいなくなりました。釣れない時間に、コノシロはスカリに入れて海へ。クーラーボックスは、帰る直前まで広げたくないので、できるだけスカリを使う予定です。カタクチイワシが釣れたら、スカリでは無理ですがね。

 釣れない時間が続きます。隣のご夫婦は撤収され、交代するように若者グループが登場。真面目に穂先を見ていると、鈴を鳴らせない程度の小さなあたりが、サビキにもイソメにも出ます。たぶんカタクチイワシでしょう。針が大きすぎて、かからないのでしょう。サビキを交換するのも面倒なので、そのまま続けました。1時間に1匹の割合で、コノシロが釣れましたが、群れがいる感じがしませんでした。周りもほとんど釣れている様子がありませんでした。11時くらいになると、陽射しが暑くなり、釣れないので、撤収することにしました。結局コノシロ4匹の釣果で終了。

まとめ

 1 お料理

 釣果は、塩焼きにしようか、唐揚げにしよかと考えましたが、簡単な酢漬けにしました。1日目は味が薄めでしたが、2日目から良い感じになりました。4匹ともしっかり卵が入っていたので、麺つゆで煮つけました。

 さすがに新鮮で、嫌な臭みがなく、美味しく頂きました。

 2 移動

 帰りのバスは、時間的にも空いていたので、助かりました。公共交通機関を利用すると、眠い時には居眠りの心配がなくて、安全で良いですね。

 一方、荷物をいかにコンパクトにするかが課題です。 

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