「2匹目のドジョウ」ならぬ「2杯目のタコ」を狙って、3連休に臨みました。
天気予報は、あまり良くありませんが、無理をしない程度の釣行となりました。釣果より、損失が大きかった釣行でした。
1 釣行概要
(1)7月16日(土)
日中しか釣れないだろうとの憶測から、0520 JR阿佐ヶ谷駅を出発し、横浜市「ふれーゆ」へ向かいます。日本中天気が悪い予報の中、午前中はなんとか持ちそうですが、雲は厚め。それでも鶴見駅東口のバス停には釣り人が数名既にバスを待っています。今日は、帽子を忘れたので、バス停前のファミマに置いてないか覗いて見ましたが、やっぱり置いてないですね。
バスに乗り込み、師匠にその旨メール。師匠からは、「奥でやっている。」との数文字の返信。師匠からのメールが短文返信の時は、釣果があり釣りに集中していることが多いです。
「ふれーゆ」に着いてみると、雨は降っていないものの、前夜から天気が悪かったこともあり、釣り場が混んでいるというようなこともありませんでした。取り敢えず、師匠がいる奥へ向かいます。師匠の釣座には既に水汲みバケツから水がこぼれていますから、遠目でも釣果があったことがわかります。
夜明け頃から初めて、既に3杯ゲット。エギのカラーは、赤系とのこと。私も早速準備し、実釣開始。
なかなか、釣れない。沈黙の時間が続きます。エギに豚肉を巻き、先端にはデビルクロー(ザリガニ型疑似餌)も付けて、奇跡を待ちます。
何投したかわからない位投げた頃です。突然、巻き巻きが重くなりました。水面に上がってくるまで、タコであろうがゴミであろうが、巻き巻きするのみです。
「OK。タコです。」穂先を海面に向けて、リールから出ている糸を最短にまで巻き巻きし、一気に振り上げます。感覚的には、前回のタコより少し小さいかな?
タコを釣り上げたことに、師匠が気づいてくれました。せっかくだからと、前回撮れなかった写真を撮ってくれました。
なかなか、立派なタコです。帰宅して計量してみたところ、1kgを超えて我が家の計量器では測定不能でした。前回より大きかったですね。
その後、もう1度HITがあり、これもかなり重く、全力で巻き巻きしましたが、水面直前で姿を見ることなく、すっぽ抜けました。こんなこともあるそうです。鮭のように追い合わせをしたりませんでしたので、まぁ、これからの課題ですね。
今回の釣果は、内臓だけ茹でて夕飯に頂き、その他の部分は、そのまま冷凍しました。
(2)事件発生
今回も、何度か地球にHITしました。まぁ、地球にHITしたら、2~3回竿をあおって、それでも外れなければ、場所を移動して再度竿をあおる。それでも外れなければ、ラインを出して、穂先から海側のラインをグリップの近くの竿の部分に巻き付けて綱引きして、捨て錘のラインを切るようにしています。
捨て錘には、ナス錘8号、ラインはナイロン5号を使っています。エギをロストするより、だいぶ安上がりになりました。
でも今回は、綱引き前の竿を2回ほどあおった時点で、使っていた鮭用ルアーロッド(3本つなぎ)の2本目の先端部から10cmほどの所が、ポッキリ折れてしまいました。そんなに極端に強い力であおったわけではないのですが(涙)。
折れた部分は完全には分離していなものの、折れた反動で、ロッドの先端部分(3本つなぎ中1本目)が、スルスルとイカ釣りのヤエンのように海に沈んでいきます。捨て錘が切れてくれればエギに引っかかってくるはずなので、ロッドの先端部分は回収できるでしょう。
糸を切る作業をし、リールを巻き巻きすると、軽い。エギの重みが伝わってこない。なんと、PEラインが切れているではありませんか。どんな引っ掛かり方をしたのだろう?
鮭釣りを始めた時にフィシュランド苫小牧店で店長さんに選んでもらったロッド。初めて鮭を錦多峰川河口で釣り上げたロッド、3本しか鮭が釣れなかった北海道3シーズン目に鵡川漁港で1本を上げさせてくれたロッド。思い出が詰まったロッドですが、もう引退の時期と言うことでしょうか。お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
タコ釣り用ロッド(90cm)も持参していましたが、飛距離が出ないので、役に立ちません。この日は、午前中で撤収しました。
(3)7月17日(日)
前日同様に、0500頃自宅発で「ふれーゆ」へ向かいます。
だいぶ前に買っていたタコ釣り用ロッドは、飛距離が全く出ず使い物にならないので、今回は投げ釣り竿で臨みます。
バスに乗り、師匠にメールすると、「前日と同じ場所でやっているが、今日は全くダメ。」との返信。
釣座に着いてみると、師匠は小ぶりなタコを1杯上げたところでした。師匠の位置からさらに奥の、前日遊漁船が来ていた所(根の上)に行ってやってみましたが、なんの反応もなく、時々、雨が降ったり暑く成ったりの繰り返しで、合羽を着たり脱いだりを繰り返しながらの時間が続きます。その間師匠が、2杯目のタコを上げました。これは、結構な大きさでした。1kgは、軽く超えています。
11時を過ぎたところで、師匠は撤収。もう少し、もう少しと粘りながら、オヤジは1430頃、何の釣果も得られないまま、暑さに耐えられなくなり撤収。
連休3日目(7月18日(月))は、休漁日とすることにしました。
3 「ふれーゆ」の情報(訂正&へち釣り)
(1)訂正
前回のブログで、「ふれーゆ裏」には、トイレが無いと書いてしまいましたが、入り口を入って少し東側に進んだところに、こんなトイレがありました。訂正して、整備に努力していただいた方に、お詫び申し上げます。
(2)へち釣り
ア 黒鯛爆釣
タコを釣っている間に、へち釣り師が沢山来られました。次から次へと、タコ釣り人の間に入り、糸を落とし込んでいきます。
ほとんどの方が持って来られる道具は、落とし込み用竿1式、タモ(&餌取り用ユニット)、エサ入れだけです。餌は、タモの網を何か専用道具に付け替えて、護岸(壁)に張り付いているイガイを現地調達です。
釣れた黒鯛は、ほとんどの方がリリース。なので、クーラーボックスは、無しです。
見ていると、ほんとによく釣れます。3連休の1日目(7月16日(土))は、オヤジのタコ実釣約4時間のうちで、10匹程度の黒鯛が釣り上げられていました。へち釣りは、難しいという印象がありましたが、こんなに釣れるものなんですね。そして釣れる黒鯛が、大きい。時々計測の様子を見に行くと、35cmを下回るものはなく、40cmオーバーが当たり前。大きいものは50cmオーバー。ただ、残念なことに、どの黒鯛も美しくない。黒い。煤けた感じで黒いんです。輝きが無いんです。オヤジが福岡県や浜名湖で釣った黒鯛は、輪郭は黒いけど鱗は銀色に輝いていたと思います。だから、皆さん持ち帰らないんでしょうか?
イ なんか変
連休2日目になると、黒鯛も見飽きた感じです。ただ、気づいたんです。「この黒鯛、見覚えある。???」「お前、昨日も釣られたやろ?」そんな感じです。
へち釣り師に聞こえないように師匠とのヒソヒソ話。
オヤジ:「皆さん、リリースされてますが、釣った日時を書いたタグを付けてリリースしたん方が良いんじゃないでしょうか?」
師匠:「そう、そう。たぶん、何回も同じ魚が釣れているような気がする。」
オヤジ:「馬鹿な黒鯛なのか、直ぐにリリースされるのがわかっているから、スレないのか。」
師匠:「いずれにしても、誰も持って帰らないから、ずっと釣れるんじゃない。」
ウ 強者現る
連休2日目(7月17日(日))に、状況の変化がありました。地元師と思われるタコ釣り道具を持った70歳代後半以上に見えるご老人が登場。釣り道具が多く、自転車に家財道具1式を積み込み、移動しているような感じです。このご老人、タコ釣りの準備はしたものの、ほとんど竿を振らず、黒鯛が釣れるとその場所に小走りで移動し、へち釣り師が測定、写真撮影を終えると、その黒鯛をいただき、自分のストリンガーで、海中保管。3匹目をキープしたところでストリンガーにセット中の状況を目視に行くと、全て40cmオーバーで、いずれも見覚えのあるような黒鯛。
ご老人に『どうやって食べるんですか?』と聞こうかとも思いましたが、グッと言葉を飲み込むオヤジでした。
その後、ご老人は帰宅されましたが、多分これ以降のへち釣りのHIT率はそれまでの2/5くらいに低下したのではないでしょか?
オヤジの予想ですが、釣り人に優しい5匹前後の黒鯛が、交代で釣られていたような気がします。(へち釣り師の皆さん、失礼しました。実際の状況は、わかりません。次回、釣行で確認予定です。)
4 そろそろ鮭釣り準備
鮭用ロッドを折ってしまったので、タコ用ロッドは直ぐにポチりました。今週木曜日(21日)には、到着予定です。
鮭用ロッドもポチる予定ですが、現在迷い中です。昨夜も「アキアジ用」で検索しましたが、なかなか選びきれません。
苫小牧の運送屋さんが、ブログ(サケ釣り用にセルテートSW5000H | 苫小牧近郊運送屋の釣り (ameblo.jp)の中で言われてましたが、「2022年予想は道水産試験場関連の情報で、胆振日高は前年の2倍~3倍との嬉しい報道~♪」とのこと。
道の水産試験場は、どうやってこの予測を出しているんでしょうね。
『択捉島北方海域を2018年生まれ胆振系鮭集団、〇〇〇匹通過』とか、観測しているとも思えませんが。
今年はサンマの初売りで10,000円/匹を超えたそうですから、餌作りにも工夫が必要ですね。
こちらもポチリが効果を発揮してくれると嬉しいのですが。
いずれにしても、今年も1回以上、北海道鮭釣行をさせていただく予定です。よろしくおお願いいたします。(⇒ Y様、北海道の皆様 & 釣りの神様)
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