オヤジでも出来る中年向けダイエット

ダイエット
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(私はお医者様ではなく、体験談を語るだけなので、低血糖など持病をお持ちの方は、

参考にしないでくださいね。)

なぜ、ダイエットが続かないのか?

ダイエットを始めたものの、空腹感や美味しい食物の誘惑に負けて、挫折。
今回は、頑張れると思ったのに、モンブランの渦巻きに、取り込まれた~♪
「意志が弱いから、ダイエットなんてもう無理」と、自己嫌悪に陥っているあなた、
気の持ちようと、少しの努力で、ダイエットができるかもしれませんよ。

オヤジが自薦しているダイエットは、気合(心)と一般的なテクニック(技)で、
会費もいらなければサプリも飲まない、短期決戦型のダイエットです。

ダイエットを続けるための4つの心掛けと5つの行動

(1)4つの心掛け

ア ダイエットは、大変なこと。失敗しても、気にしない。
  ダイエットは、大変なことなんです。だから、ライザップのようなお仕事が成り立つんです。三日坊主に終わっても、「自分は意思が弱い。」と、自己嫌悪に陥る必要なんてないんです。
  ダイエットは大変なことと認識したうえで、あなたもダイエットに挑戦して、羨ましがられる人へ変身しましょう。

イ 最初は低いハードルで、成功体験を実感する。
  まずは、3日だけ頑張って、落とせる範囲で体重を落としてみましょう。
  75kgの人が、75g(0.1%)の減量でもいいんです。自分自身で、「頑張ったら体重が減るんだ。」と、感じてください。ただ私の経験上、3日ではそんなに減らないので、50gしか減らなくても、気にしないでください。大切なのは、飲食制限するなどして頑張た結果、体重が落ちたということを実感することです。

ウ 失敗しても、繰り返し再開する。
  実感の次は目標体重を設定し、達成までダイエットを「継続する。」という、壁への挑戦です。
  誕生日などのイベントで、美味しいプレゼントをいただくなど、試練もあるでしょう。結局、スィーツで満腹。これまでのダイエット成果は、シャボン玉のように弾けて消えた。そんな時は、気持ちをリセット。


  もう一度最初から、ダイエットを始めればいいんです。
  1回目が3日なら、次は5日続ける。1回目が1.0kgしか減らなかったら、次は、1.2kg減らせるよう頑張る。その繰り返しです。大切なのは、失敗しても、繰り返し、再開することです。

エ ダイエットをしている自分を褒めてあげる。
  多くの人のダイエットは、自分一人での戦いです。そして、最強の敵は、自分自身の中にいます。
  だから、ダイエットは面白い。自分との戦いです。「頑張ろうという強い意思を持ち、実践している自分は、偉い。」と、いつも自分を褒めてください。

(2)5つの行動(アクションプラン)

  では、実際にどのようにダイエットを進めるのか、テクニック的なアクションプランを紹介します。私のダイエット期間は、食欲を減らす(胃を小さくする)時期を含めて、長くても1か月半くらいを目途に、短期集中です。

ア 毎日の体重測定と記録 & 目視確認

  まずは、体重計を手に入れてください。体重の変動を正しく把握できるものであれば、安物でも構いません。私は、ホームセンターで買った1,000円くらいのものを使っています。


  大切なのは毎日同じ環境で体重測定をし、ちゃんと記録して、確認することです。私は夜の入浴前に体重測定をし、次の日の朝の血圧測定、検温時に、これらと一緒にエクセルに入力しています。毎日、正しく測定し、目で確認する習慣が大切です。

イ 摂取量 ≦ 消費量

  ダイエットは、飲食物として体内へ取り入れるエネルギー(摂取量)が、生活する上で必要なエネルギー(消費量)を下回ればいいんです。
  ただ、年を取ってくると消費量(基礎代謝:生活するだけで消費するエネルギー + 運動などでの消費するエネルギー)は著しく低下し、摂取量をいかに少なくするかが、ダイエットの成果を左右します。

  運動をして消費量を上げるのは、様々な困難が伴います。例えば肥満体型の人がジョギングをしようとすれば、膝などへの負担(障害防止)なども、考慮しなければなりません。
  私は、運動併用より、摂取量抑制(制限)中心をお勧めします。食事制限 + 運動の2正面作戦より、食事制限だけの方が、努力を集中させやすいです。

ウ 食事制限の方法(ロカボとオートファジー)

  食事制限の方法は、ググるといろいろな方法が出てきますが、私のお薦めは、ロカボ(糖質制限)とオートファジー(8時間以内に1日のすべての食事をとり、その後16時間は何も食べない)です。

【参考】

  1. ロカボ:「ロカボライフを始めてみませんか」(https://locabo.net/)
  2. オートファジー:【空腹こそ最強のクスリ①】(中田敦彦のYouTube大学)(https://www.youtube.com/watch?v=qxUwrcI79RU)

  私は、20時までには夕飯を終えて、次の日の昼食まで、水とお茶以外は口にしません。昼食は、素焼きナッツと野菜ジュース×200㎖(出勤時)または、ゆで卵×1、ベビーチーズ1片とお茶くらい(在宅時)です。夕飯は、適当に自作してお腹いっぱい + 飲酒(焼酎又はウイスキー)です。総カロリーや脂質は、気にしていません。因みにこれが今日の夕飯です。


  筍ご飯(鯛の身入り)、鯛のお刺身、野菜サラダに、鯛の兜焼き(片方は、残します)。今日は、久しぶりに知り合いの魚屋さん(築地の場外市場)で、鯛を1匹&生わさび(伊豆産)を買いました。炭水化物のご飯を多めに摂ったので、たぶん明日には1kgくらい体重が増えているはずです。

  買い物する時は、炭水化物(糖質)含有量表示を確認する習慣を身に着けてください。私は、糖質の摂取量を、100g/日以下にするようにしています(今日は、オーバーです。)。

  米、麺類、パン、芋類、豆(大豆を除く)は、結構糖質が含有されていて要注意です。食品ごとの糖質含有量などは、前出の「ロカボライフを始めてみませんか」(https://locabo.net/)に掲載されています。

  蒸留酒(焼酎とウイスキー)には、糖質が含まれません。それで大好きなビールや日本酒の代わりに、焼酎などを水割りかロックで飲んでいます。もちろんジュースなんて、ダイエットには絶対だめですよ。砂糖水なんですから。日本の食品には、糖質があふれているといった感じですね。

エ 食欲を落とす

  ダイエットで一番きついのは、食欲・空腹に耐えることです。体重を落とす前に、食欲を落とすことから、始めてください。空腹を感じる機会が減れば、ハードルも下がります。

  最初の2週間は、体重が落ちることより、1度に食べる量を減らし、胃を小さくすることを優先してください。そして、飲食物は、少しずつ口に入れ、しっかり噛んで時間をかけて食べることを習慣化してください。そのうち、少量でも、満腹感が得られるようになります。因みに写真のナッツだったら、1粒ずつ口に入れ、しっかりペースト状になるまで噛んでから飲み込み、次の粒を口に入れます。口の中のペーストがなくなるまで、次のナッツを口に入れちゃだめですよ。しっかり1粒1粒を噛むと、この白い1袋を食べるのに、10分以上かかります。


   

オ 注意点

  私の場合、体がダイエットモードになるまでは、ジョギングの後に低血糖でふらついたりすることがありました。低血糖対策のため、飴ちゃんなどを持ち歩いたり、駅のホームでは少し下がって立つなど、自己責任でダイエットを安全に軌道に乗せてください。
  私の場合、体が適応して、体重が落ち始めれば、かなりのところまでは、一定ペースで体重は落ちていきました。きついのは、体が慣れてくるまでの2週間ほどでした。

オヤジの実践経験

(1)最初のダイエット

  オヤジがダイエットを始めたのは、約2年前の4月です。普段はゆったりとした作業着で勤務していたオヤジが、ある式典に参加し椅子に座った時、その2か月前に新調したズボンのホックが弾けそうになり、慌ててホックを外したらファスナーまで半開きになった恥ずかしい体験が、きっかけです。帰宅後すぐにダイエットについてググり、なんとなくお金もかからず、できそうと感じたロカボダイエットを実践しました。この時は、オートファジーを知りませんでした。当時の体重は、75kgを越えていたと思います。最初は、なかなか軌道に乗らず、試行錯誤でしたが、炭水化物(糖質)の摂取量にだけは、細心の注意を払っていました。
  本当は、ゴールデンウィークまでに目標を達成したかったのですが、目標体重に到達できず、結局5月中旬までの1か月半位を要しました。ゴールデンウィークは、北海道内を釣行旅行だったので、行く先々の道の駅には美味しいものがあふれていて、我慢、ガマンの連続でした。それでも、予定より少し期間が延びましたが、ちゃんとBMI 22の65.0kgには、到達できました。

(2)リバウンドとその後のダイエット

  最初のダイエットから、現在までリバウンドが2回ありましたが、現在3回目のダイエットを完了し、体重を65kg前後で、維持できています。オートファジーを知ったのは、2回目のダイエットが終わってからです。オートファジーをやってみて、リバウンドは起きないんじゃないかと思ってます。

(3)副次的効果

ア ダイエット成功による自信
  大変なダイエットを自分の力で達成した喜びは、そのまま自己管理ができた自信になります。
心が一回り、強くなったかもしれません。

イ 健康

  成人病から遠ざかり、健康になった気がします。

ウ 経費節減

  食費が減ります。特に、昼食代の削減効果が著しかったです。

エ 眠気防止

  お昼休みや午後の仕事中に眠くなることがほとんどありません。血糖値の関係でしょうね。

おわりに(所感)

  ダイエットに王道なしです。ダイエットに限らず努力を要することに、楽は無いんです。だから、面白い。自分を褒めてあげられるんです。上手くできた時の達成感は、言葉では表せません。

私の適正BMIは、22です。
BMI=「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」ですから、身長173cmなので、体重(kg)=22×1.73×1.73 = 65.8kg です。リバウンドしたら、だいたい72kgを超えたあたりで、ダイエットを開始(再開)しています。

  現在65kg前後を維持していますが、普通体型下限(痩せすぎ直前)のBMI(18.5)に換算すると、55.4kgです。

ここまで落とすには、今のやり方では、かなり無理があります。「100万円あげるから、2か月で落としなさい。」と言われたら、やるかもしれませんが、10万円では、やらないでしょうね。

 それくらい大変だし、他人から言われて、できるものじゃないですね。

  ダイエットは、『成功すれば得るものが大きい、失敗してもまたやればいい』、そんな感覚でできる、自分相手のゲームです。

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